東北 - 温泉編

今回の旅行では、あちこちのお湯に入ってきました。
名湯・秘湯から宿の温泉まで。
まずは温泉編ということで、その中で特に印象に残ったところを紹介することにします。

蔦温泉
十和田湖の少し北にある温泉。ここは特に浴室が素晴らい。落ち着いたシックな雰囲気で、日常を忘れることができます。建物もひなびたよい雰囲気。お湯もさっぱりしていて気持ちがよかった。
日景温泉
十和田湖の西にある霊泉。皮膚病によいといううたい文句の通り、非常に良質のお湯でした。びっくりです。
鶴の湯(乳頭温泉)
乳頭温泉の名湯。人気のある温泉です。4種類のお湯が楽しめます。さすがにどのお湯もレベルが高い。内湯は狭いですが、露天風呂は圧巻の眺め。晴れた日に行きたいお湯です。
黒湯(乳頭温泉)
乳頭温泉でもっとも歴史のあるお湯。建物を含めた風景とその雰囲気にやられます。古き時代の湯治場の良い雰囲気を残している温泉。こちらもお勧め。
玉川温泉(八幡平)
八幡平ではやや南にある温泉。酸性度が高く、効能が高いと言うことで全国的にも有名なお湯です。長いことお湯に入っていると肌がぴりぴりしてくることからも、その強さが伺いしれます。しかし、本当にすごいのはその雰囲気でしょう。硫黄で黄色く染まった荒れた岩肌と吹き上げる蒸気。あちこちで岩盤浴をする湯治客。その重苦しい雰囲気は、この温泉の本当の力を表しているかのようでした。
後生掛温泉(八幡平)
こちらも有名な温泉。玉川温泉のちょうど反対側になります。地中から泥が吹き上げられて作られる泥火山が有名。岩肌のあちこちから泥が吹き出していて、景色を濃い灰色に染め上げています。お湯としては、この泥を使った泥湯が特徴。お肌すべすべです。余談ですが、ここの食堂のカレーはおいしいです。
川原毛大滝湯
これは本当の秘湯。車で山道を行った奥にあります。ここでは、巨大な滝や川がすべて温泉。しかもお湯がすこぶるいい。滝壺が天然の浴槽です。もちろん全部露天風呂。ちなみに水着着用。川湯温泉もすごいけど、これはそれをはるかに越えています。初めての体験でした。
栗駒山荘(須川温泉)
一ノ関の奥の方。山の上にあるので、非常に展望がよいです。スッキリと晴れていれば、きっと遠くまで見えるのでしょう。きれいで非常に気持ちのいい温泉です。